思い描くことが楽しみでも

旅行の楽しみは、(1)出発前(2)旅行中(3)帰宅後の3つで得られます。 (1)は行き先に関する情報収集、計画の立案、準備を整えていくことなどが該当します。(2)は旅行中に出会うもの(例:名所、景色、建物、食事、名産品など)に対して心を躍らせることが該当します。(3)は帰宅後に旅行の思い出を振り返ること(例:思い出をノートにまとめる、記念品を部屋に飾るなど)が該当します。 (1)は「旅行に関して事前に思い描くこと」とも言えます。つまり、「思い描くこと」は旅行の重要な楽しみなのです。「思い描くこと」で旅行に向けて充実した気持ちを育てていくことが、旅行を楽しむためには不可欠です。 「思い描く」ためには材料が必要なので、まずは行き先に関して情報を収集しましょう。旅行社のパンフレットを集めて比較する、ガイドブックをチェックする、観光協会などのウェブサイトから情報をピックアップするなどの方法があげられます。 次に、得られた情報を整理して計画を立てましょう。 そして、実質的な計画立案と並行して、行き先に対するイメージをふくらませましょう。名所・伝統工芸品・郷土芸能に関する絵や写真を鑑賞する、行き先を舞台とする小説や随筆・旅行記を読むなどの方法があげられます。その中で実際に自分の目で見たくなったものがあれば計画に追加しても良いでしょう。 出発前に思い描くことを充実させて、旅行を内容の濃いものとして下さい。

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